「家の前の空いたスペースをなんとかしたい」
現地確認に伺った際、一言目に出たご主人のご要望に対して提案させて頂いたのがこのウッドデッキです。掃出し窓の向こう側はリビングになっているそうです。従ってリビングからの出入りができるよう、掃き出し窓との高さは揃えました。
天気の良い日はお外でご飯を食べたり珈琲を飲んだり、お外で遊ぶ子どもをリビングの中で見守ったり。少し心に余裕のある時は読書を外で楽しんだり。あるいはテントを張って擬似キャンプを楽しんだり（写真には載せていませんが、BBQコンロも施工させて頂きました。）。そんな時間を楽しめるんじゃないでしょうか。
デッキを作るにしても素材はタイルや樹脂製のものがあります。今回は時間が経つとともにその変化を楽しんでもらるよう、天然木でのデッキを提案致しました。天然木なので、表面を削る・塗装をするなどのメンテナンスは必要になります。でも、使いやすいように自分でメンテナンスをする（ウッドデッキに時間をかける）だけ、その分ウッドデッキに対する愛着は大きくなっていくんだと思います。
私達が仕事する上で一番大切にしていること、それは、“そこに住まう人の大切なもの・好きなものが増える”ことです。
ご主人がメンテナンスをした場所で、家族皆が過ごす。そこに笑顔が生まれる。そんな時間がこれからご家族にとってたくさん訪れてもらえれたら嬉しいです。